ご注文時の備考欄はご利用いただけません商品の詳細発売日: 2010年07月13日 ジャンル: クラシック組み枚数: 2発売国: InternationalHMV レビューマーラー生誕150年を記念してTESTAMENTレーベルからクレンペラーの『復活』を2種のリマスターで!クレンペラー指揮ウィーン交響楽団による1951年のライヴ録音が、オリジナルのモノラル録音と最新技術を駆使したアンビエント・マスタリングの2種類の形で世界初発売! クレンペラーがVOXへのセッション録音をした後、彼自身の希望によりマーラー没後40年記念としてムジークフェラインで行った記念碑的なコンサート・ライヴ音源。鮮やかなリマスタリングがなされ、モノラルとアンビエント・サウンドの2種でマーラー生誕150年を祝います。日本語解説付き輸入盤。(ユニバーサルIMS)【解説書より抜粋】デア・アーベント紙のクルト・ブラウコプフはクレンペラーの解釈によるこの作品のパワーに圧倒されたようだ。「クレンペラーは『復活』という作品の中に生きていた。本物の感性により完全に再生された芸術だった。第一楽章という記念碑的建造物は、情熱の炎で焼かれた煉瓦で構築されており、作品全体の複雑な設計図を示していた。民族音楽に起源をなす中間楽章での小生意気、辛辣かつロマンティックで純真な一面は、偉大な無神論者マーラーが確かに表現しようとしたものである。最終楽章においては、クレンペラーは見事に死からの復活を完遂する。もはやブルーノ・ワルターの大家らしい解釈との比較などは無意味といってよい。粗く洗練されていない単純素朴な方法で、クレンペラーはワルターと並び、マーラー信者たちの使徒と称されたのである。」 ディー・フルシェ誌の匿名の評論家もやはり興奮していた。「1920年代より最も知的で物議を醸し続けてきた指揮者、オットー・クレンペラーは今なお強烈な光彩を放っていた。彼が腕を頭上にまで持ち上げると−典型的なクレンペラーのジェスチャーであるが−オーケストラは爆発する。鋭利で直情的なアクセントは若き日のクレンペラーの特徴であった。今日、まず彼の概観に驚かされた。−マーラーの交響曲第2番の非常に対照的な5つの楽章では、クレンペラーが取り決めた冷静で統率されたペースが保たれた。このコンサートは、マーラーの残した遺産をどう扱うかの好例として価値あるものだった。このコラムでは、ブルックナーとマーラーの交響曲をプログラムとして扱う際には、他の作品は必要ないと提案し続けてきた。それらの交響曲はプロローグもエピローグも必要としていないのだ。」ウィーン・ツァイトゥング紙はこう述べている。「クレンペラーは最も賢く、最も霊感に満ちたマーラー指揮者である。ロシアのヴァシリー・サフォーノフがかつて行ったように、クレンペラーは指揮棒ではなく鉄の拳でオーケストラを統制していた。フレーズごとに音楽を練り上げ、ただ強く、妥協を許さず、作品に真摯なクレンペラーの魅力をもって楽団員たちをひとつにまとめている。」(ユニバーサルIMS)【収録情報】・マーラー:交響曲第2番ハ短調『復活』 CD1:交響曲第2番(全曲)オリジナル・モノラル CD2:交響曲第2番(全曲)アンビエント・マスタリング イローナ・シュタイングルーバー(ソプラノ) ヒルデ・レッスル=マイダン(メッゾ・ソプラノ) アカデミー室内合唱団 ウィーン交響楽団 オットー・クレンペラー(指揮) 録音時期:1951年5月18日 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール 録音方式:モノラル(ライヴ) 音源提供:ORF |